HPを放置し続けると失う問い合わせの数|古いサイトが売上を静かに削っている
「サイトがある」と「機能しているサイトがある」は、まったく別の話
自社のホームページを最後に更新したのはいつですか?
「数年前に作ったままだけど、一応ある」という企業は少なくありません。しかし、更新が止まったサイトは「ある」だけで、実際にはほぼ機能していない状態です。
問題は、その損失が目に見えにくいことです。売上が急に落ちるわけではない。だからこそ、放置され続けてしまいます。
古いサイトが問い合わせを逃す、3つの構造的な理由
① Googleの評価が下がり、検索順位が落ちる
Googleは「定期的に更新されているサイト」を、情報の鮮度が高いコンテンツとして評価する傾向があります。
更新が止まったサイトは、じわじわと検索順位を落としていきます。検索1ページ目と2ページ目では、クリック率に10倍以上の差があるというデータもあります。
競合が新しいコンテンツを追加するたびに、相対的にあなたのサイトの順位は下がっていくのです。
② 訪問者が「信頼できない会社」と判断して離脱する
ユーザーは会社の信頼性を無意識にサイトのデザインや情報で判断しています。
- 「2019年の実績」しか載っていない
- スマートフォンで見るとレイアウトが崩れる
- サービス内容が現在と異なっている
こうした状態のサイトを見た訪問者は、問い合わせをする前に離脱します。「この会社、ちゃんと営業しているのか?」という不安を与えてしまうのです。
③ スマホ対応の遅れが、致命的な離脱を生む
現在、Webサイトへのアクセスの60〜70%はスマートフォンからです。
5年以上前に作られたサイトの多くは、スマホ表示に最適化されていません。表示が崩れる、ボタンが押しにくい、文字が小さい——こうした体験は、そのまま「この会社は使いにくい」という印象につながります。
「放置コスト」を具体的に考えてみる
たとえば、月に100人があなたのサイトを訪れているとします。
最適化されたサイトなら問い合わせ率は1〜3%程度。しかし古いサイトでは0.3%を下回ることも珍しくありません。
この差は、月に1〜2件の問い合わせ機会の損失を意味します。年間で換算すると、12〜24件の見込み顧客を逃している計算です。
リニューアルにかかるコストより、放置によって失い続けるビジネス機会のほうが、長期的には大きくなりえます。
「今すぐ全部作り直す」必要はない。まず確認すべきこと
リニューアルと聞くと、大きなコストや手間を想像する方も多いでしょう。しかし、最初から全面的に作り直す必要はありません。
まずは以下の項目を確認してください。
- スマートフォンで正しく表示されているか
- 最新のサービス・実績・会社情報が反映されているか
- 問い合わせフォームが正常に動作しているか
- ページの読み込み速度が遅すぎないか
- SSL(https)に対応しているか
これらが一つでも「NO」であれば、それだけで問い合わせを逃している可能性があります。
まとめ:放置は「現状維持」ではなく「緩やかな後退」
ホームページを放置することは、何もしていないわけではありません。競合が動き続ける中で、相対的に遅れをとっている状態です。
早く手を打った企業ほど、その後の差は大きくなります。「いつかやろう」が、じわじわとビジネスの機会を削り続けていることを忘れないでください。
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